TH69です。
甘酒の素である「甘麹」が炊飯器やヨーグルトメーカーを使わなくても簡単に作れることが分かったので、甘麹作りに挑戦してみました。
レシピはこちらです。「KMRCHANNEL」さんの『【土鍋で甘酒】自家製甘麹の作り方』の動画を参考にして作りました。
動画はこちらです。
家のご飯は雑穀入りなので、朝に白ご飯を一合炊きました。
炊けたご飯1合の重さを量ってみると366gもありました。ご飯1合の重さを検索すると大体330g~350gなのですが、実際のばらつきは多いようです。
ご飯1合に対し水を500ml加えて火を点け、おかゆを炊きます。
食べたら美味しそうなおかゆができました! ここからさらに煮詰めていきます。
かなりドロッとして、へらを引くと底が見えるくらいまで煮詰めます。
おかゆを冷ましている間に米麹を用意します。米1合に付き200gでいいと思います。
甘麹、発酵あんこやブロック肉用に、中心温度も測れるデジタル温度計を購入しました。米麹の酵素は70度を超えると失活してしまうので、60度程度まで冷まします。
底の温度が64度になったので、米麹を投入します。
手早くよく混ぜて上面を平らにならします。
できるだけ温度を保つため、蓋をして発泡スチロール容器に敷いたフリースのひざ掛けの上に置き、
上からさらにフリースのひざ掛けを乗せ、
発泡スチロール容器で蓋をします。鍋を保温するために家では発泡スチロール容器やフリースひざ掛けを使いましたが、毛布でもアルミ蒸着の保温シートでも何でもいいと思います。
1時間たったのでガラス内蓋の隙間から温度を計ってみると47度でした。今後は1時間半ごとに加熱→保温を繰り返すことにします。
ここでは使っていませんが、この温度計は便利な機能があって、設定温度になるとアラームを鳴らして警告してくれます。ここでは60度にアラームを設定しておき、アラームが鳴ったら火を止めてかき混ぜ蓋をして保温します。
1時間半後の温度は46度でした。1時間半ごとの加熱→保温で行けそうです。
おかゆがかなりトロっとしてきました。舐めてみたら充分甘いのでいい感じです。
60度程度まで加熱して保温を繰り返します。多分6回目で完成と思います。
甘麹の完成です!
時間は掛かりますが、簡単に甘酒の素を作ることができました。
ここで甘麹の約半分はそのまま保管し、残りは70度以上まで温度を上げて火入れし、それ以上発酵が進まないようにしてみます。70度以上を10分程度保ちます。
これだけの甘麹ができました。冷凍する製氷皿の分も火入れはしていません。
早速少し薄めて飲んでみたら、メチャ美味しい甘酒になりました(嬉)。
なお、家で使っている鍋は「ほっとく鍋」という保温調理ができる鍋ですが、土鍋でやるのがお勧めです。メッチャ簡単ですので、一度作ってみて下さい。
では、素敵な麹ライフを!